朝6時過ぎには電車の中、2回乗り換えて、約2時間かけて青葉台駅につきます。(ラッシュ前に現地入り)
らでいっしゅぼーやさんのスタジオがオープンするときにマネージャーさんからお誘いを受けて以来毎年、1年間のスケジュールを組み募集、集客。
幸い、優秀な二人のアシスタントが良く動いてくださるので、定員15名(今季は満杯の18名)で、講座、調理、試食の2時間半がスムーズに流れます。
宮本武蔵じゃないので武者修行と言うのもなんですが・・・会場独特の、地域それぞれの持ち味や、そこに集う人の気もそれぞれなので、私自身を見つめる良い機会なんですね。
9月のテーマは「呼吸器、肺を整える薬膳」でした。
フルーツの扱い方ですが、白きくらげと杏仁のスープにリンゴとナシを一口大に刻んで加え数分加熱、ひと肌程度にさましてから、巨峰、パイナップル、グレープフルーツなどを加えてスープごといただくものです。
ピーナッツ豆腐とおこわ、ナスの芥子和え、解毒と潤肺の薬膳スープ
など、お茶は「黄耆と菊花」、方剤(煎じ薬)は「麦門冬湯」をご紹介いたしました。
スタジオの脇の街路樹の銀杏の木には、ギンナンが鈴なり、秋の養生、肺のケアーに大いに役立つギンナン、自然の季節の恵って、実によくできているものですね・・・・
生薬名を「白果:ハクカ」、肺の経絡に働きかけ、痰を下し、咳止めなどの効果があります、ただ、小毒なので食べ過ぎに注意です。
今期は、残り3講座、来年のテーマーを検討中と言ったところ。
午後1時半、電車のまどから水かさをました多摩川を眺めながらの帰路となりました。